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Bunki この記事はアニメのサブタイトルである「究極鉄人、コックオオサカ」について書かれています。
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Theater034

シアターの間で見られたアニメのあらすじ紹介

Theater034h

シアターの間で見られたアニメの表紙

究極鉄人、コックオオサカ』(きゅうきょくてつじん - )とは、アニメ『星のカービィ』の第34話のサブタイトルである。初回放送日は2002年6月1日、初回放送の視聴率は5.0%[1]

登場人物[]

メインキャラクター

ほか

ゲストキャラクター
魔獣

あらすじ[]

Cut ネタバレ注意: 以降の記述でゲーム・アニメなどに関する核心部分などの、ネタバレ要素が記述されている可能性がありますので注意してください。(読み飛ばす

ププビレッジの村外れ、フームブンカービィが野菜を運んでいた。川の魚に気を取られているカービィを呼ぶフームとブン。そこへカービィの前にあのコックオオサカが現れ、レストランカワサキの場所を聞いてきた。急いで3人はレストランカワサキへと向かう。

一方レストランカワサキ、今日も客が一人も来ず仕事がないコックカワサキだったが、突然やって来たコックオオサカを見て飛び上がる。何しろ以前カワサキが出会ったオオサカは魔獣が化けていた偽物であり、大変な目に遭わされたのだ。疑心暗鬼で駆けつけてきたフーム達と共に追い払おうとするが、師匠しか持ちえない特製の包丁を突き出される。彼は本物のコックオオサカだった。オオサカはカワサキの腕前を見に来たのだと言う。カワサキは持ちメニューを次々と師匠に試食してもらうも、どれも「まずい」と言われてしまった。おまけにそのせいで商売道具であるフライパンと店ののれんを没収されてしまい大ショック。このままではオオサカが店を構えてしまい、ますます自分の店の人気がなくなるのでは、とひどく不安がる。

一方デデデ城では本物のオオサカがやって来たと大騒ぎ、宿屋を探すオオサカを装甲車で迎えに行き、美味い料理を自分たちに食わせるのと引き換えにデデデ城に泊めてやると言った。オオサカを招いたデデデ達は急遽テレビの番組で料理の様子を生中継。試食席にはデデデやエスカルゴン、夫婦、レン村長ハナ夫妻が並んだ。オオサカは華麗な料理捌きを見せつけ、絶品のカモ肉のローストを披露。フームとブンも料理を試食、同じ食材を使っているのにカワサキの料理よりもおいしいことを不思議に思い、カワサキの料理をおいしくするために秘密を探ろうと話し合う。その頃カワサキも閑古鳥の鳴く自分の店で中継を見ており、オオサカへの憎悪を募らせていた。

翌日デデデ城には自分も料理を食べたいという村人が大勢押しかけていた。場内に招き入れられ皆が料理を堪能する中、オオサカは中継でカワサキに「どうせ暇やろ、手伝いに来い」と言葉を投げた。どこまで馬鹿にするつもりなのかと怒り一度は行くのをやめようとするが、このままでは負け犬のままだとスタジオに向かうことを決意する。

みじめに感じつつもデデデ城に向かったカワサキは、フーム達と合流する。三人は先ほどから妙にコソコソしているオオサカを探そうとしていた。そのオオサカとも鉢合わせになるが、用があったら呼ぶから控え室で待っとけ、と言われる。控え室に着くと、オオサカの持ち物の中に怪しい調味料が置いてあるのを発見。それは「ギジラエキス」という薬品で、食べた人に幻覚症状をもたらしどんなまずいものでも美味しく感じられるようにする代物だった。その時カワサキはアナウンスでオオサカにスタジオまで来るよう呼ばれる。

スタジオに着くや「お前も肉じゃがくらい作れるやろ」と馬鹿にするような言葉を投げつけられるカワサキ。そこでカワサキは肉じゃがの調味料として隠し持ってきたギジラエキスを入れる。完成した肉じゃがを試食席の人に食べてもらうと普段からは考えられない高評価。しかしカワサキは美味いのは当然、ギジラエキスを使っているからと語る。フームとブンも飛び出しギジラエキスの正体を暴露。カワサキの料理がインチキだったと野次を受ける中、カワサキはオオサカもこのエキスを使っていたと告発した。オオサカは笑いだし、「バレちゃしゃあない、けど覚えておき、これが味覚の正体や」と開き直る素振りを見せる。カワサキは料理を侮辱するような態度を見せるオオサカにギジラエキスを投げつける。しかしそのまま跳ねかえったギジラエキスをカービィが丸ごと食べてしまった。ゾッとするフーム達。カービィの目の色が変わり、彼の視覚に入る全ての人々が食べ物に見えてしまう。スプーンとフォークを両手に人々を追いかけるカービィ、逃げ惑うデデデ達。デデデとエスカルゴンはスタジオを出て城内へ、電話ボックスに入りカスタマーサービスと連絡を取り、特急料金を払ってまで魔獣を注文した。

送り込まれてきた魔獣は巨大なトウモロコシの容姿をした「モロコシン」。スタジオに現れカービィの目の前を立ちはだかるが、当のカービィはむしろ目の色を変えて喜び無防備に近づいていってしまう。そんなカービィをモロコシンは容赦無く巨大な手で潰すと何度も殴打。さらにトウモロコシの皮で捕まえるとコーンを口の中に狙い撃ち攻撃し、カービィは体内で炸裂するコーンに苦しめられる。そこでブンがカワサキの持っていたフライパンを投げるとカービィはそれを吸い込みコックカービィ」に変身、催眠も解けた。カービィはフライパンを投げつけモロコシンの体を崩していき、さらにそれをフライパンで料理すると、スタジオを埋め尽くすほどのポップコーンが出来上がった。

コックオオサカとの別れ。カワサキは「ワシに立てついたその意気で料理に臨め」と言われのれんを返してもらった。去ろうとするオオサカに、最後にカワサキは本当にギジラエキスを使ったのか聞く。するとオオサカは、あれはカワサキに土産として持ってきたものだと言った。彼は料理の味なんてちょっとした事から変わるという事を教えたかったのであった。ぼろぼろになってしまったオオサカの面目を気に掛けるカワサキだが、オオサカは教え子が成長するならそれでいい、何でも美味しく食べてくれる強い味方がいるんだから頑張れ、と言い残して去って行った。

Cut 以上でネタバレ部分は終了です。

次回予告の台詞[]

コックカワサキ(以下コ)&カービィ(以下カ):(コ)カービィ、覚えてるかい?前にオレの師匠、コックオオサカに化けた魔獣がやって来たよね。(カ)ぽよ。(コ)次はなんと本物がやって来るんだって!(カ)ぽ~よ!ぽよ(舌舐めずり)。(コ)俺にも意地があるもんね。料理の戦いに負けないように、きっと師匠の味の秘密をつきとめるよー!(カ)ぽよ。

海外でのサブタイトル[]

言語 名前 意味・由来
英語 Recipe for Disaster
災いの元[2]

備考[]

  • コックカワサキが想像したコックオオサカの店は大阪にある株式会社くいだおれが経営する飲食店「くいだおれ」に似ている。
  • 腹が減ったカービィが周囲の人を食べ物と見間違えるというシーンは、『星のカービィ64』のムービー「はらへったぁ」に通じる所がある。元のキャラクターを判別できる限りでは、カービィは以下のように見間違えていた。
実際のキャラクター 見えていた食べ物
デデデ大王 ローストチキン
エスカルゴン エスカルゴ
レン村長ハナ ホットドッグ
パーム ロールケーキ
メーム パフェ
フーム 肉まん
ブン プリン
モロコシン 焼きとうもろこし

名台詞・迷台詞[]

  • 「何とか努力しないで商売繁盛しないと…」(コックカワサキ
  • 「いやいや、レストランカワサキで食べるくらいなら牢に入ったほうがマシだ」(ボルン
  • 「と、と、鳥肉!?」(トッコリ
  • 「カワサキの作ったものは、その…」「お砂糖とお塩を間違ってないでしょうねぇ…?」(パームメーム
  • 「みんな聞いて! ギジラエキスは幻覚症状を起こさせる、キノコからできた薬よ!」(フーム
  • 「雑巾食うても極上のフィレ肉や! 泥でもゴミでも高級キャビアや! 親子同士でもうまそうに見えて、食いたくなるでぇ?」(コックオオサカ
  • 「ワシは高い金を払ってカービィにポップコーンを買ってやった訳かぞい?」(デデデ

脚注[]

関連項目[]

外部リンク[]

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