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熊崎 信也
<人物> | |
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読み: | くまざき しんや |
業種: | ゲームクリエイター ゲームデザイナー ディレクター |
所属: | HAL研究所 |
性別: | 男性 |
生年月日: | 1979年5月21日 (44歳) |
熊崎 信也(くまざき しんや、1979年5月21日[1] - )は、日本のゲームクリエイター(ゲームデザイナー・ディレクター)。現在はHAL研究所の取締役でもある。
概要・人物[]
岐阜県出身。男性。血液型はA型。1998年、岐阜県立加納高校美術科卒業[2]。2002年、金沢美術工芸大学デザイン科視覚デザイン専攻卒業[3]。2002年、HAL研究所に入社。金沢美術工芸大学で視覚デザイン専攻非常勤講師[4]。
『星のカービィ 夢の泉デラックス』でデバッグを担当したのが初の仕事[5]。『カービィのエアライド』ではコースデザインなどデザイナーとして参加。このソフト内ではチリーのモデリングが初仕事だったらしい。『タッチ! カービィ』ではストーリー、ラスボス企画担当[6]。『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』、『星のカービィ Wii』ではディレクターとして参加。『星のカービィ Wii』では、おもに全体の監修や調整、シナリオやテキスト周りを担当[7]。それ以降、カービィ作品の多くにディレクターやゼネラルディレクターとして関わっている。
好きなカービィBGMベスト3は、「VS.マルク」、「こうじょうけんがく」、「クーのテーマ」[6]。好きなカービィキャラクターとしてはカービィ中心に様々なキャラクターがいるためあまり贔屓したくはないとしながらも、カービィと最初に関わり物語が動き出したという面でデデデ大王を挙げ、マニアックなものではクラックツイート、ファニーロバッツ、ゴーストナイト、マドゥー、シャーベス、バーニス、ロックン、ギョックン、ガンサン、ゴロピョン、サーキブル、ロードキブル、バッツ、チリドックを挙げている[8]。お気に入りのロボボアーマーのモードはジェットモードとホイールモード[9]。
お気に入りの作品は一つに絞るのは難しいとしながらも、『星のカービィ 夢の泉の物語』を挙げており、終盤のデデデ大王の活躍を推している[10]。番外作品ではやはり一つに絞るのは難しいとしながらも、スピード感あふれるエアライドマシンでコースを駆け抜ける疾走感が新鮮であるとして『カービィのエアライド』を挙げ、お気に入りのコースはデザインを担当した思い入れもありヴァレリオン、好きなエアライドマシンは滑空性能を最も楽しめるウィングスターと語っている[11]。
作品リスト[]
- うちゅう人田中太郎でRPGツクールGB2(GBC、2001年) - モンスタースク~ル 作成(工藤優と共同)[12]
- カービィのエアライド(GC、2003年) - デザイン(北健一郎 (C)・渡辺晋夫・若山強・山田真悟・北田友子・吉川仁志・竹下裕生・大宮睦夫・桜井透らと共同)
- タッチ! カービィ(DS、2005年) - デザイン(南知臣 (D)・中村和幸・吉川仁志・若山強・望月哲也・長谷知子・北田友子・正井英美・川隅愛・橋口茂・田上達宏・小西和弥・橋倉正・久保田早苗・北健一郎らと共同)
- 常識力トレーニングDS(DS、2006年10月26日) - スペシャルサンクス
- 星のカービィ ウルトラスーパーデラックス(DS、2008年) - ディレクター、本作以降のマイクの最大音量のボイスも担当。デデデ大王が撃破後に吹っ飛ばされる際のボイスも担当。
- 星のカービィ Wii(Wii、2011年) - ディレクター。本作以降デデデ大王及びその派生キャラのボイスを担当。
- 星のカービィ 20周年スペシャルコレクション(Wii、2012年) - ディレクター(神山達哉と共同)
- 星のカービィ トリプルデラックス(3DS、2014年) - ディレクター
- デデデ大王のデデデでデンZ(3DS、2014年7月23日) - ディレクター
- カービィファイターズZ(3DS、2014年7月23日) - ディレクター
- タッチ! カービィ スーパーレインボー(Wii U、2015年1月22日) - スペシャルサンクス
- ハコボーイ! もうひとハコ(3DS、2016年1月6日) - ハコ漫画 原案
- 星のカービィ ロボボプラネット(3DS、2016年4月28日) - ゼネラルディレクター、「銀河に名立たるハルトマン」作詞
- さよなら! ハコボーイ!(3DS、2017年2月2日) - ハコ漫画 原案
- みんなで! カービィハンターズZ(3DS、2017年4月13日) - ゼネラルディレクター
- 星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート(2017年4月16日他) - ゲスト出演他
- カービィのすいこみ大作戦(3DS、2017年7月4日) - ゼネラルディレクター
- カービィ バトルデラックス!(3DS、2017年11月30日) - ゼネラルディレクター
- カービィ!メモリアルアレンジ - 「Take off!!」「Eternal Dream」作詞
- 星のカービィ スターアライズ(Switch、2018年3月16日) - ゼネラルディレクター兼ディレクター、デデデ大王だけでなくエンデ・ニルのボイスも担当。
- 毛糸のカービィ プラス(3DS、2019年3月7日) - キャラクタースーパーバイザー(北健一郎・ファーマン力と共同)
- スーパーカービィハンターズ(Switch、2019年9月5日) - ゼネラルディレクター、「グリーンツリーメモリーズ from 星のカービィ」作詞
- カービィファイターズ2(Switch、2020年9月24日) - ゼネラルディレクター
- 星のカービィ ディスカバリー(Switch、2022年3月25日) - ゼネラルディレクター、「WELCOME TO THE NEW WORLD!」作詞、「シャウト オブ デデデ」及び「BAD MASKED WILD:D.D.D」の掛け声も担当。
- 星のカービィ 30周年記念ミュージックフェス (2022年8月11日) - ゲスト出演、「ハル研ドリームバンドによるデデデ大王フェス」のマスクド・デデデのテーマパートのデデデ大王の掛け声も担当。
- カービィのグルメフェス(Switch、2022年8月17日) - ゼネラルディレクター、「Kirby 30th Music Fest:ハル研ドリームバンド楽曲」のマスクド・デデデのテーマパートのデデデ大王の掛け声も担当。
- 星のカービィ Wii デラックス(Switch、2023年2月24日) - ゼネラルディレクター、「シャウト オブ デデデ」の掛け声も担当。
その他[]
- ニンテンドー3DS内蔵ソフト関係の仕事 - 詳しくどれかは不明。2010年3月頃には関わっていたらしい[13]。
- TETRIS 99 - 『星のカービィ ディスカバリー』のコラボテーマで「BAD MASKED WILD:D.D.D」、『カービィのグルメフェス』のコラボテーマで「Kirby 30th Music Fest:ハル研ドリームバンド楽曲」が使われているため、熊崎信也のボイスも収録されている。
逸話[]
- ゲームボーイカラーの『RPGツクールGB』で開催された「タッグでツクール!コンテスト」では『MONSTERスクール』で最優秀賞に入賞して、『うちゅう人田中太郎でRPGツクールGB2』にサンプルゲームとして収録されたり[14]、プレイステーションの『RPGツクール3』で行われた「アスキーソフトウェアコンテスト」(通称:Aコン)で『天のお仕事』で努力賞に入賞したり[15]している。
- 熊崎の個人ブログ「KR」には彼が見てきた1000以上の映像作品、遊んできた1000以上のゲームが列挙されており、記載しきれないほど漫画やアニメも鑑賞してきたということが書かれている。しかもこの列挙されたものについては2017年で更新を一区切りしているが、その後も増え続けていることがブログの更新から伺える。こうした作品のリスペクト、パロディ、影響と思われるものが熊崎信也の作品に反映されていることもある。
- 石川淳は熊崎信也の楽曲に対する指示に対して、楽曲のイメージを言葉にして伝えるのではなく具体的になっていると語っている。本人が「出来上がった!」と思っていた曲に対してもパソコンの画面を指差して事細かに指示が出るため「私はどうしたらいいんだ」と困らせているようだが、石川本人はそのように困ることが自分の仕事であると語っている[8]。
- 『カービィのエアライド』において池上正が効果音の仕事が溜まっていて休みの日にこっそり出勤して仕事をしているのを察知すると、新たな仕掛けができたからその効果音も作って、と池上の仕事を増やしたという[8]。
余談[]
- 愛猫としてトムと言う名の猫を飼っており、『ロボプラ』の星の夢の咆哮である「星の産声」や、『スタアラ』のクリーンのナゴクリーンの効果音にもその鳴き声が使われたが、2017年6月に亡くなった。現在はソラという猫やふるるという犬を飼っており、ソラの鳴き声は『ディスカバ』のキャロラインに使われている。
- KADOKAWAから発売の『星のカービィ Wii』のノベライズ単行本『星のカービィ 天駆ける船と虚言の魔術師』で解説を書いている。
脚注[]
- ^ KR Profile
- ^ 岐阜県立加納高校美術科同窓会 - トピックス - 熊崎信也(33回生) 任天堂ホームページにインタビューが掲載されました。(November 1, 2011)
- ^ 金沢美術工芸大学 - リンク - ホームページへのリンクあり。
- ^ 金沢美術工芸大学 - 視覚デザイン
- ^ GFF AWARD 2021 第14回福岡ゲームコンテスト
- ^ a b N.O.M 2008年11月号 No.124 星のカービィウルトラスーパーデラックス 開発スタッフインタビュー(アーカイブ)、作った人たち(アーカイブ)
- ^ 社長が訊く『星のカービィ』1. 幻の3つのカービィ
- ^ a b c 星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート
- ^ 『星のカービィ ロボボプラネット』発売!(アーカイブ)
- ^ 2014/4/27「カービィの誕生日・ディレクターの話(ディレクター談&イラスト)」(アーカイブ)
- ^ 2015/4/27「カービィの誕生日記念メッセージ(ディレクター熊崎談&イラスト)」(アーカイブ)
- ^ うちゅう人田中太郎でRPGツクールGB2
- ^ 社長が訊く『星のカービィ Wii』
- ^ うちゅう人田中太郎でRPGツクールGB2 公式サイト (アーカイブ)
- ^ アスキー エンタテインメント ソフトウェア コンテストのホームページ (アーカイブ)
関連項目[]
- HAL研究所
- 星のカービィ Wii ミュージックセレクション - コメント掲載。以下、同様のもの。
- 住友克禎 - 「とにかく彼はプログラムを組むのも早いし、正確。しかも企画の考えが足りなかったところも、フォローして提案してくれるし、なにより面白い。こんな人は本当に、めったにいないと思います。」(熊崎)
外部リンク[]
- KR - 熊崎の個人ブログ
- N.O.M 2008年11月号 No.124 星のカービィウルトラスーパーデラックス 開発スタッフインタビュー(「任天堂ホームページ」内)
- 社長が訊く『毛糸のカービィ』(任天堂ホームページ内)
- CVG - Interview The changing face of Kirby … 日米における『星のカービィ』の印象は正反対?その理由を開発者が語る
- ハル研ブログ - 『星のカービィ25周年』特集!ニンテンドードリームさんから取材を受けました
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