Kirby's Avalanche
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読み: | カービィズ アバランチ |
英名: | Kirby's Avalanche |
品番: | SNS-PQ(-USA) |
ジャンル: | アクションパズル |
対応機種: | SNES(スーパーファミコン) Wii(バーチャルコンソール) Nintendo Switch(SNES NSO) |
プレイ人数: | 1 - 2人 |
発売日: | : 1995年2月1日 : 1995年4月25日 [Wii VC] : 2007年7月27日 : 2007年9月24日 [SNES NSO] 2022年7月22日 |
価格: | ??? [SNES NSO] |
開発元: | HAL研究所、コンパイル |
発売元: | 任天堂 |
売上本数: | 世界:??? |
“ | カービィが『ぷよぷよ』に!? 『カービィズ アバランチ』 | ” |
—『プププ大全』ププスポより |
『Kirby's Avalanche』(カービィズ アバランチ、日本語直訳: カービィのなだれ)は、北米及びヨーロッパで発売された、『星のカービィ』シリーズのキャラクターが登場するパズルゲーム。ヨーロッパ名は『Kirby's Ghost Trap』(カービィズ ゴーストトラップ)。日本では未発売。
海外ではWiiのバーチャルコンソール、Nintendo Switchのスーパーファミコン Nintendo Switch Onlineでも配信されている。
海外のスーパーファミコン Nintendo Switch Onlineに配信されたため、海外言語のアカウントを作れば日本でも気軽にプレイ可能になった。
概要[]
星のカービィシリーズのキャラクターが出演するパズルゲームで、システムはパズルゲームの「ぷよぷよ」そのもの。北米及びヨーロッパでは、歴とした星のカービィシリーズの一作品。ベースとなっているのはスーパーファミコン版「す〜ぱ〜ぷよぷよ」のため、クレジットには任天堂、HAL研究所に加え、コンパイル、バンプレスト(日本での「す〜ぱ〜ぷよぷよ」発売元)と、4社の名前が記載されている。後者2社については、現在ではそれぞれセガ、バンダイナムコエンターテインメントに権利が移っているものと思われる。本作の発売より前に、欧米でメガドライブ版「ぷよぷよ」がキャラクターを差し替えて、セガの『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズの関連作「Dr. Robotnik's Mean Bean Machine(ドクターエッグマンのミーンビーンマシーン)」として発売されていたのだが、本作はそれに対して、元々は本来の「す〜ぱ〜ぷよぷよ」をそのまま翻訳して発売する予定だったが、コンパイルの開発スタッフが任天堂から直接頼まれ、急遽カービィシリーズのキャラクターへ差し替えて製作されることになったという逸話がある[1]。
「ぷよぷよ」でいう、ぷよぷよはブロッブ(Blob、直訳: 小塊)、おじゃまぷよはボールダー(Boulder、直訳: 丸石)と説明書・ゲーム内で呼ばれている。
ストーリー[]
説明書に記載のものを和訳・要約したもの。
プププランドの住民誰もが、パズルゲーム「アバランチ」をしているのを見たカービィは誰が一番上手なのかを決めるために、大会を開くことを提案。数ヶ月の準備期間の後、「第1回プププランドアバランチ大会」が開催される。プププランドの住人はみんな練習を重ね、憧れの「夢の泉カップ」を手に入れようとしていた。大会のルールは至ってシンプル。徒歩で夢の泉まで移動し、途中で出会った出場者とアバランチ勝負を行い、勝者のみが夢の泉に向かっていく。果たしてあなたはカービィを優勝まで導くことができるのか!?
Competitionモード[]
「す~ぱ~ぷよぷよ」の「ひとりでぷよぷよ」モード。
イージー(かんたん)、ノーマル(ふつう)、ハード(むずい)の難易度が用意されている。イージーではワドルディ、ブロントバート、ワドルドゥ戦のみ。ハードではブルームハッター戦からスタートする。ヘビーモール戦以降は、場所が森から夢の泉に変わる。夢の泉ではナイトメアパワーオーブが背景として出演している。ハードで始めても実際に難易度が変わるわけではなく、難易度の変更はOPTIONから行う。各ステージの相手の戦法は原作「す〜ぱ〜ぷよぷよ」に準じる。
対戦相手[]
『星のカービィ』と『星のカービィ 夢の泉の物語』のキャラクターが登場。
ステージ | 対戦相手 | 通常画像 | 負け画像 | す〜ぱ〜ぷよぷよ 対応キャラクター |
名前呼称ボイス担当 |
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EASY モード | |||||
LESSON 1 | ワドルディ | スケルトンT | ROBIN KROUSE | ||
LESSON 2 | ブロントバート | ナスグレイブ | MICHAEL KELBAUGH? | ||
LESSON 3 | ワドルドゥ | マミー | ROBIN KROUSE | ||
NORMAL・HARDモード | |||||
STAGE 1 | ポピーブロスSr. | ドラコケンタウロス | ROBIN KROUSE? | ||
STAGE 2 | ウィスピーウッズ | すけとうだら | ROBIN KROUSE | ||
STAGE 3 | カブー | スキヤポデス | MICHAEL KELBAUGH | ||
STAGE 4 | ブルームハッター | ハーピー | ROBIN KROUSE | ||
STAGE 5 | スクイッシー | さそりまん | MICHAEL KELBAUGH | ||
STAGE 6 | ロロロ&ラララ | パノッティ | MICHAEL KELBAUGH | ||
STAGE 7 | バグジー | ゾンビ | MICHAEL KELBAUGH | ||
STAGE 8 | ペイントローラー | ウィッチ | ROBIN KROUSE | ||
STAGE 9 | ヘビーモール | ぞう大魔王 | MICHAEL KELBAUGH | ||
STAGE 10 | Mr.シャイン&Mr.ブライト | シェゾ・ウィグィィ | ROBIN KROUSE | ||
STAGE 11 | クラッコ | ミノタウロス | MICHAEL KELBAUGH | ||
STAGE 12 | メタナイト | ルルー | ROBIN KROUSE | ||
FINAL STAGE | デデデ大王 | サタン | MICHAEL KELBAUGH |
会話画面[]
Competitionモードでは、対戦前に対戦相手のキャラクターごとにカービィとの会話が用意されている。カービィは少しひねくれた性格のようである。
会話内容(英語原文)とその日本語訳の一覧は、Kirby's Avalanche/会話一覧を参照。
1P VS. 2Pモード[]
「す〜ぱ〜ぷよぷよ」の「ふたりでぷよぷよ」モード。
PRACTICEモード[]
「す〜ぱ〜ぷよぷよ」の「とことんぷよぷよ」モード。
連鎖ボイス[]
連鎖ボイスは2連鎖から7連鎖まで用意されている。8連鎖以上は7連鎖目のボイスを連呼する。
1P側 / プレイヤー側
- (なし)
- Yes! (よし!)
- Excellent! (すごい!)
- Watch Out! (気をつけな!)
- Here It Comes! (いくぞ!)
- Avalanche! (アバランチ!、北米版) / Trap! (トラップ!、欧州版)
- Bye! (じゃあな!)
2P側 / コンピュータ側
- (なし)
- Cool! (良いね!)
- Alright! (オッケー!)
- Take That! (喰らえ!)
- Massive! (でかいぞ!)
- Avalanche! (アバランチ!、北米版) / Trap! (トラップ!、欧州版)
- Good Night! (おつかれさん!)
音楽[]
作曲は塚本雅信(MATS)、長尾英之助[2]、安藤浩和。
『夢の泉の物語』や『カービィボウル』にあった曲のアレンジがほとんどを占めている。その他、ゲームを起動すると「Kirby's Avalanche!」とボイス音声が流れる。また、オプションにはサウンドテストがある。
サウンドテスト[]
No.の前にSがついているものは、「SOUND」(サウンドエフェクト)を示す。 また、ぷよぷよ該当曲の項目には、差し替えられる前の「す〜ぱ〜ぷよぷよ」での楽曲を示す。[3]
(仮)と付くものは、当Wikiによる便宜上の曲名で公式タイトルではない。
No. | 使用箇所 | ぷよぷよ該当曲 | 備考 |
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00 | タイトルテーマ | 02:BAROQUE OF PUYOPUYO | 新規曲 |
01 | モード選択、ランキングなど | 03:COOKING OF PUYOPUYO | 新規曲 |
02 | ワドルディ~ワドルドゥ漫才デモ | 09:MEMORIES OF PUYOPUYO | 夢の泉「LEVEL5のレベルマップセレクト」アレンジ |
03 | ワドルディ〜ワドルドゥステージ ぷよ勝負 PRACTICEモード |
04:MORNING OF PUYOPUYO | 夢の泉「バタービルディング」アレンジ |
04 | ポピーブロスSr.〜ペイントローラー漫才デモ | 09:MEMORIES OF PUYOPUYO | ボウル「デモプレイ(仮)」アレンジ |
05 | ポピーブロスSr.〜ペイントローラーステージ ぷよ勝負 | 01:THEME OF PUYOPUYO | 夢の泉「ヨーグルトヤード」アレンジ |
06 | ヘビーモール〜メタナイト漫才デモ | 0B:BRAVE OF PUYOPUYO | ボウル「(コース5後半)」アレンジ |
07 | ヘビーモール〜メタナイトステージ ぷよ勝負 | 07:STICKER OF PUYOPUYO | 夢の泉「地下の面」アレンジ |
08 | デデデ大王漫才デモ | 0A:THEME OF SATAN | 夢の泉「たまごきゃっちゃ」アレンジ |
09 | デデデ大王ステージ ぷよ勝負 | 00:FINAL OF PUYOPUYO | ボウル「VS.メカデデデ」アレンジ |
0A | エンディング1 キャラクター紹介 | 0C:ONDO OF PUYOPUYO | 夢の泉「アイスクリームアイランド」アレンジ |
0B | オールクリア時のファンファーレ | 0D:VICTORY OF PUYOPUYO (FANFARE OF PUYOPUYO) |
夢の泉「パーフェクト(仮)」アレンジ |
0C | オールクリア時のファンファーレ | 0D:VICTORY OF PUYOPUYO (FANFARE OF PUYOPUYO) |
夢の泉「面クリア時の踊り」アレンジ |
0D | エンディング2 スタッフロール | 08:SUNSET OF PUYOPUYO | 夢の泉「タイトル画面/デモ」アレンジ |
0E | 1P VS. 2Pモード | 05:TOY OF PUYOPUYO | 夢の泉「アイスクリームアイランド」アレンジ |
0F (10,S01) | ゲームオーバー画面 | 06:SORROW OF PUYOPUYO | 夢の泉「ゲームオーバー」アレンジ 10番とS01番も同じBGM |
S02 | 未使用曲 | - | - |
S03 | ピンチ状態 | WARNING OF PUYOPUYO | す〜ぱ〜ぷよぷよ「WARNING OF PUYOPUYO」アレンジ MATS作曲 |
S04 | ステージクリア時のファンファーレ | YOU WIN | 夢の泉「ボーナス(仮)」アレンジ |
制作スタッフ[]
制作スタッフについては「Kirby's Avalanche/スタッフリスト」を参照。
余談[]
- この作品にはコピー能力が登場しないが、説明書にはコピー能力を使用しているカービィのイラストが用いられている(4ページ目にパラソル、5-6ページ目にファイア、7-8ページ目にバーニング、9ページ目にソード、18ページ目にホイール)。
- 「す〜ぱ〜ぷよぷよ」ではステージ中央でカーバンクルが踊っていたが、本作ではその位置でカービィが踊っている。ちなみに、カーバンクルのあだ名も、「カーくん」である。
- 「す〜ぱ〜ぷよぷよ」ではステージ9のぞう大魔王がぷよの接地時に画面を揺らしていたが、本作では代わりに最終ステージのデデデ大王が画面を揺らす。
- 本作品発売後に、権利譲渡や会社再編によって、現在は著作権のうち、コンパイル→セガ、バンプレスト→バンダイナムコエンターテインメントに移行している。
- Switchで配信された2022年7月22日時点で、「す〜ぱ〜ぷよぷよ」は配信されていなかった。
- クラッコの上下のピンクと水色の部分や、メタナイトの青い体色や肩の装甲の金色の縁や剣の宝玉、デデデ大王の黄色いインナーなど、本作で初披露となったデザインの変化がいくつかある。
画像[]
脚注[]
参考リンク[]
- バーチャルコンソール Kirby's Avalanche(USA)(「任天堂ホームページ」内)(英語)
- バーチャルコンソール Kirby's Ghost Trap(UK)(「任天堂ホームページ」内)(英語)
- Kirby's Avalanche - Wikipedia(英語)
- 魔導タイトル 参考ゲーム Kirby's Avalancheの項(はてなどう内)
- Game Guide Kirby's Avalanche(Kirby's Rainbow Resort内)(英語)
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