カービィWiki
Advertisement
Cut ネタバレ注意: 以降の記述でゲーム・アニメなどに関する核心部分などの、ネタバレ要素が記述されている可能性がありますので注意してください。(読み飛ばす
0²(ゼロ・ツー、ゼロツー)
Zerotwo 2
読み: ぜろつー
英名:
初登場: 星のカービィ64
分類: ラスボス

ゼロ・ツーまたはゼロツー、以下基本的に「ゼロ・ツー」と記す)とは、『星のカービィ64』に登場する敵キャラクターである。

概要[]

真っ白で巨大な球体に毛細血管のような赤黒い翼が左右に生えた姿。頭上には天使のような輪を持ち、下部分には弱点であるサボテンのような尻尾を持つ。ニッコリと笑ったような顔は仮の姿で、カービィとの戦いに入ると赤黒く染まった一つ目の顔をあらわにする。

ダークマター族との関連性は不明。また、名前や外見から『星のカービィ3』のラスボスであるゼロと何か関連性がありそうだが、こちらも詳細不明である。

星のカービィ プププ大全」p.21では、「妖精の星を襲い、プププランドの人々をも操った悪の権化」と紹介されている。

『星のカービィ』シリーズにおけるゼロ・ツー[]

星のカービィ64
Zerotwo 1

登場シーンに少し見せる裏の顔

真の黒幕。「クリスタル」を狙って黒い雲や部下のミラクルマターたちと共にリップルスターにやって来た。すべてのクリスタルを収集した後に、ミラクルマターを撃破すると出現する星「ファイナルスター」の奥で戦闘できる真のラスボス。カードナンバーは9。
弱点となる部分に攻撃することでしか、ダメージを与えられない。弱点である尻尾は、目に30回攻撃し、頭上の輪を破壊し、頭に貼られた絆創膏(ばんそうこう)を攻撃することで出現する。輪・絆創膏・尻尾を攻撃できる時間に限りがあり、時間がある程度経つと、また目を攻撃することになる。弱点の体力も30。
目に30回攻撃し、ゼロ・ツーが怯んでいる間は、翼も攻撃することができる。10回攻撃を当てると壊れ、両方壊すとゼロ・ツーの攻撃の照準がカービィに合わなくなる。その状態では直接頭上を狙うことができる。
なお、戦闘に突入したあとはポーズ画面が「つづける」「がんばる」となり、両方とも選んでも戦闘を続けることになるため、勝利するか、残機を全て失いゲームオーバーになるか、ハードをリセットするまでは終了できないようになっている(通常は「つづける」「でなおす」と表示され、後者を選ぶとステージから脱出できる)。
星のカービィ スターアライズ
Ver.3.0.0で追加されたイラストである「ゆめをかなえに しゅっぱつ!」や、Ver.4.0.0で追加された「バッドボスブラザーズ」に描かれている。

使用技[]

星のカービィ64
炸裂弾
目から光弾を発射する。この弾は放たれてからすぐに5〜7つに分裂して飛び、カービィ達の所へ到達すると爆発する。
ガス噴出
弱点の尻尾が出ている時しか使わない技。尻尾から緑色のガスを断続的に出し続ける。これは、尻尾が引っ込むまで続く。

固有戦闘武器・BGM[]

固有戦闘武器[]

星のカービィ64「リボンクリスタル(妖+晶)」
『星のカービィ64』におけるゼロ・ツー戦の固有戦闘武器。詳細は当該記事を参照。

固有戦闘BGM[]

「0²(ゼロ・ツー)」および「VS.ゼロ・ツー」の詳細は、「VS.ゼロ・ツー」を参照。

星のカービィ64
0²(ゼロ・ツー) / VS.ゼロ・ツー
ゼロ・ツーと戦う際に流れる楽曲。サウンドテストでは031番収録。

Cut 以上でネタバレ部分は終了です。

他言語での名称[]

言語 名前 意味・由来
英語
ゼロ・ツー/ゼロ・スクエアド[1]
Zero = 零 (0) 、Two = 2、 Squared = 平方 (²)

備考[]

  • 尻尾を攻撃するターンが終了して目のターンに戻る際、頭の輪が復活する前に絆創膏を攻撃することで再度尻尾のターンに移行できる。
  • ゼロ・ツー戦の際、LRボタンを押すと、ゼロ・ツーが回転(もしくはカービィ自身が回転)する。
  • 「0²」という表記が「O2」(英文字のOに、下付きの2)に似ているため、ファンの間では「酸素」と呼ばれる事がある。また尻尾についても、その見た目から「ワサビ」と呼ばれる事がある。
  • カービィシリーズ初の、名前にカタカナが使用されていないラスボスである(「0²」が正式名称であるため。他には星の夢淵源を巡る英雄及びそれぞれの派生が該当する)。
  • 星のカービィ スターアライズ』のボスラッシュに当たる「The アルティメットチョイス」の最高難易度「魂が飛び出る辛さEX」選択時の難易度の最終確認の時にそれを決定するためのボタンに「…がんばる!!」とゼロ・ツー戦のポーズ画面を意識したと思われる文が書かれている。また、この難易度確認の文章には「後悔しますよ。」という、お馴染みのこうかいしませんね?を彷彿とさせる文もある。
Ganbaru PPTP13a
Ganbaru PPTP13b

『ポプテピピック』におけるパロディ

  • 2019年4月1日に「TOKYO MX」、「ニコニコ動画」、「AbemaTV」などで放送された、「ポプテピピック TVスペシャル #13」の「POP TEAM 8bit」で、ゼロ・ツー戦時のポーズ画面「つづける がんばる」を登場させるパロディがあった。『カービィ64』のシーンの再現ではないが、AパートとBパートで形を変えて使用されており、Aパートでは『パズル&ドラゴンズ』のガチャ演出パロディ部分上部(本来は「EXP」「スタミナ」が表示されている部分)に、Bパートでは『Sa・Ga2 秘宝伝説』のパロディ部分に戦闘コマンドとして、それぞれ登場している。他にも同作品ではそれらしきパロディが登場している(デデデ大王0% 0% 0%アレ (背景)参照)。
  • Nintendo Switch Online 追加パックの「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online」で『カービィ64』が配信された際、海外のESRBレーティングは13歳以上対象の「Teen」となりその理由として「BLOOD VIOLENCE」(血、暴力)と記載された。

画像[]

脚注[]

  1. ^ 海外版では名前の読み方に言及している資料が特に無いらしい(スマブラ・サントラでも0²表記)。

関連記事[]


Advertisement